2018年度 F4レース 車両規則の改正について
2018年度JAF国内競技車両規則の制定(改正概要)がJAFよりJAFモータスポーツニュースHPにて公示されました。
F4車両は大きく改正点がございます。
皆様におかれましては、改正点を十分にご確認のうえ、来年度の参加車両が適合するようご配慮ください。
ご参考:JAFホームページでの改正概要の公示
http://jaf-sports.jp/news/detail_000252.htm
尚、2016年1月1日以降は消火装置自体に有効期限が設けられます。こちらもご留意ください。
ご承知のとおり、燃料タンクにも有効期限が定められています。
併せてご確認の程、お願いいたします。
【お知らせ】(17.09.05) 2018年度の車両規則改正について (PDF)
【2018JAF車両規則/F4記載部抜粋】(17.08.09) 2018年JAF国内競技車両規則の制定(改正概要)・11章より抜粋 (PDF)
規則改正の概要について
・最大車両寸法の拡大(最大全幅とボディ幅が拡大されました)
・ウイングの緩和(前後とも2枚構成のウイングが許されます)
・最低重量の増加(最低重量が増加されました)
・エンジン規則の緩和(シングルスロットルエンジン、可変バルブタイミングが認められます JAF認定エンジンの規則には変わりがありません)
・トランスミッションのシフト方法の緩和(動力パドルシフトが認められます)
・側面防護体の緩和(FIA側方貫通パネルを装備した車両には側面防護体が不要になります)
炭素繊維製のサバイバルセルは現在JAFで承認されている物は2種類のみです。
①童夢製 UOVA
②タツース/ルノー製 フォーミュラルノー2000
上記を利用した車両はF4規定を満たす事でF4レースへの参加が可能になります。
エンジンは現在までに15種類のエンジンがF4用としてJAF承認されています。また、新たに下記のエンジンがJAF申請を行う計画です。
①尾川自動車製 OGAWA-F4エンジン(シングルスロットル、ベースエンジン:ルノーF4R)
②トムス製 TZR42(シングルスロットル、ベースエンジン:トヨタ3ZR)
これまでのF4車両は2018年度に向け、最低車両重量の変更だけで参加が可能です。
タツース製フォーミュラルノー2000はF4認定エンジンを搭載して、車体をF4規則に適合させ、車両製造者としてF4協会に申請すれば、参加が可能になります。
【お知らせ・2017-10】(17.12.09) 2018年からの車両規則の変更について (PDF)