Formula Beat について
2023年に新名称「Formula Beat」としてスタートしたF-Beは、FJ1600とF3との間を埋めるS-FJからのステップアップカテゴリーとして1993年に「FJJ」として創設され、やがて「F4」と呼ばれるようになった日本独自のレースカテゴリーです。
多くのコンストラクター、エンジンチューナーによりオリジナルのレースマシンが開発製造され、賑やかに開催が開始され、その長い開催の歴史において、数多くの優秀なレーシングドライバーを輩出してまいりました。
2015年よりFIAが主導するFIA-F4の開催が始まったことにより、F4はFIA-F4と区別するため、JAF-F4と呼ばれるようになりました。
FIA-F4は管理されたワンメイク・イコールコンディションで開催されますが、JAF-F4は時代に合った安全性を考慮しつつ規則を可能な限り自由化することで「モノづくりのできるカテゴリー」としての役割を担うようになり、ドライバーだけではなく、メカニックやエンジニアなど様々なレースに関わる人を育て、「羽ばたく」ことを期して2023年より「Formula Beat (F-Be)」と名称を変えることに致しました。
日本には多くのミドルフォーミュラマシンがあります。ホモロゲーションが切れて活躍の機会を失ったマシンをF-Beの規則内に収めるよう各チームが創意工夫を凝らせば、再びマシンは息を吹き返しF-Beで活躍できます。
シーズン中の変更改良も自由であり、F-Beには2台として同じ車両はありません。
エントラントにはレースを長く楽しむジェントルマンドライバーが増え、趣味領域のガラパゴス的なカテゴリーですが、それがF-Beの良さとなっております。
このようなモノづくりが進んだマシンを使うF-Beは、マシンデザイナー、エンジニア、メカニック、ドライバーのすべてをワンチームとする技術力が必要です。
このため、ドライバーにとってF-Beはマシンのセッティング技術や車の動きを低コストで学べる貴重な場となっています。それゆえFIA-F4で国際的な評価を残したい若いドライバーから再び注目され始めました。F-Beで実践を積みFIA-F4で見事な結果を残し、さらなるステップアップを果たした将来を嘱望されるドライバーは数多くいます。

Formula Beat は人が育つカテゴリー

F-Beには、ジェントルマンドライバーたちが若いドライバーへ車両貸与などで彼らを応援する基盤が長く育っています。
また、エンジニアやメカニックたちにとっても、自由な車両規則のもと車両の創意工夫による性能向上に励み、自身の技術を向上できる環境があります。
若いドライバーはこうしたエンジニア、メカニックと共に育つことができます。
日本F4協会はF-Beを「すべての人が育つ」ミドルフォーミュラとして、価値を高め定着すべく活動します。
2020年度より、全国の高等学校に呼びかけを行い、「人材育成共同研究」を実施しています。
学校での教育活動の一環として行う職場体験授業としてF-Beを活用し、生徒はレースマシンのパーツ製作やサーキットでのメカニック、オフィシャル、レースコントロールなど様々な業務を体験します。 これにより生徒がモノづくり業務に就業する際の技量と意識レベルの向上を図ります。