2024年からのF-Be参入可能車両について

2024 JAF国内競技車両規則第1編 第9章 Formula Beat(F-Be)規定の変更について
~第一世代FIA-F4マシンによる参戦も可能に~

 

2024 年Formula Beat(F-Be)車両規則の車体部分において、規制緩和変更された項目があります。

第11条.99.22)側面防護体 2022年FIA 国際競技規則付則J項「ARTICLE 274 FORMULA4 1st GEN TECHNICAL REGULATIONS」の基準を満たし、FIAの承認を受けているサバイバルセルを持つ車両はこの側面防護体を備えなくても良い。

これにより第1世代FIA-F4のモノコックシャーシを利用してF-Be車両を製作する場合、側面防護体を備える必要がなくなりました。
これは特定の車両への緩和ではなく、該当する車両すべてに適応されます。
2023年まで開催のFIA-F4日本選手権第1世代指定車輛(童夢社製F110)があります。
これをF-Be車両規則に適合させることでF-Beレースに参加することができます。

第2条.22.55)フラットボトム規定を満足することで、F-Be車両規則に適合します。
また、エンジンのパワーアップやLSD装着も可能となり、供給の用意が進んでおります。

F110を改造利用したF-Be 車両(F110改)にてF-Beレースに参加される事を歓迎します。
また、F-Beレースでは車両規則の適合した高性能を目指した改造を推奨しています。
物づくりで、より高性能な車両を目指してください。

F110の部品供給については以下の通りです。
車体:株式会社童夢 担当窓口 有松 0749-52-3232
エンジン:株式会社トムス 担当窓口 前田 0550-89-8347
トランスミッション:株式会社戸田レーシング 担当窓口 大塚 0866-83-1202

F-Be車両規則の適合化業務(フラットボトム適合化への改造)
フラットボトムへの加工は容易です。また、この改造を容易にオリジナル状態に戻す事も可能です。
加工は各自で行っていただけますが、F4協会から対応いただける工場のご紹介も可能です。お気軽にお問い合わせください。
※適合業務関連の加工・販売を頂ける業者は随時募集しています。F4協会までお申し出ください。

現在、F110 改、JAF-F4の第1世代車両を含む同等車両に対して、クラス分けにて表彰する準備を進めています。
F-Beレースでワンメイクレースでは味わえない、物づくりやチーム力、エンジニア力を集結させた戦いをお楽しみください。

 

【お知らせ・2023-7】 2024年からのF-Be参入可能車両について(PDF)