F4車両専用エンジンについて

JAF国内競技車両規則では、レース車両規則フォーミュラ4(F4)第4条エンジンにて技術的な細目が定められています。
同時にF4レースに使用できるエンジン(F4エンジン)はJAFに申請し、承認を得る事になっています。
JAFへの申請はレースエンジン製造者よりの申し入れを受けて、JMIA(日本自動車レース工業会)にて評価、審査を行い、日本F4協会を経て行われます。

リストリクターを備えた共通吸気装置による性能管理に加えて、2018年の規則改正により、シングルスロットルエンジンもF4エンジンとして使用できる事になりました。
これはF4エンジンの安定供給を適正な価格で実現するための施策です。

F4エンジンの性能均衡化はJMIAでの審査時に行ない、製造者に適切な性能調整を担保することを求めています。
エンジン特性により、性能均衡が適切な状態に無いとJMIAが判断した時には、適切な性能にコントロールする事を当該エンジンの製造者に求めます。
これはレースシーズン途中においても実施する事とします。

日本F4協会ではこのF4エンジンに関するご意見、情報を集約し、性能均衡化を図ることに最大限注力します。

皆様のご協力をお願いいたします。

【お知らせ・2021-2】F4車両専用エンジンについて